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名古屋でも有数の観光エリアとして知られ、東京の浅草、大阪の心斎橋にも似た雰囲気を持つ大須。グルメはもちろん、家電や古着など多彩なジャンルのショップが集い、1,200以上もの店舗・施設があるとも。そんな賑わいの中に、オーナーのセンスや個性が光るショップやカフェなども点在し、お気に入りのお店探しが楽しい街でもあります。
HARVA LEHTO
リオン菓子店
アクセスマップ
地下鉄鶴舞線「大須観音」駅
大須の最寄り駅は、地下鉄鶴舞線「大須観音」駅です。大須といってもエリアが広いため、行く場所によっては地下鉄鶴舞線・名城線「上前津」駅が便利な場合も。また、伏見や栄から歩いて行ける距離なのも大須の魅力の一つ。
尾張の中心であった清須から名古屋へ。徳川家康によって町をまるごと引っ越す「清須越」が行われ、大須は寺社が集まる街に。真福寺(大須観音)の移転以後、大須観音の門前町として発展してきました。1912年に大須商店街が誕生し、劇場や演芸場などが建てられ、名古屋屈指の歓楽街に。日本三大電気街の一つになるなど、現在も多彩なお店が集う街として賑わいを見せています。
1333年に創建され、寺号は北野山真福寺寶生院。日本三大観音の一つにも数えられる格式高い観音霊場で、「大須観音」として人々から親しまれています。 1612年、名古屋の城下町を整備する徳川家康によって尾張国長岡庄大須郷(現:岐阜県羽島市大須)にあった真福寺がこの地に移転しました。
大須2丁目~3丁目付近に広がる大規模な商店街。グルメや家電、古着など多彩なジャンルのお店が集まり、その数は1,200以上。老舗の洋食店からフォトジェニックなスイーツのお店、サブカルのショップなどもあり、老若男女を問わず多くの人々が訪れ、活気に満ちています。
HARVA LEHTO(ハルバレヒト)
それぞれの暮らしに寄り添ってくれて、なおかつ年数を重ねるごとに味わいが増していく。「HARVA LEHTO」では、そんな家具を手に入れることができます。同店で扱っているのは、職人が熟練の手仕事で丁寧に仕上げた、シンプルで洗練された家具。さりげない“仕掛け”が施されており、使うなかで利便性を感じられるのも特徴です。また、同店では、オーダーメイドやセミオーダーの製作依頼も可能。HARVA LEHTOの代表・岡田さんいわく、「手持ちの椅子に合うテーブルが欲しい、自分好みのサイズやデザインの家具が欲しい、といった様々なご要望に対応可能です」とのこと。
名古屋市中区大須1-2-14
Tel 052-212-7242
[時]12:00〜19:00
[休]日曜・月曜
[料]STATIC dining table 187,000円〜、TIER sofa(2seater) 396,000円〜
だから、今日がよかったと思える。
「僕と関わった人に、笑っている時間を一秒でも増やしてもらいたい。そうした思いで2020年の初夏、この店をオープンしました」と語るのは、店主・三好さん。同店のモットーは、“とにかくストレスフリー”。そのため店内には、靴を脱いでくつろげるフロアなど、思い思いに過ごせるエリアが設けられています。また、三好さんが試行錯誤を重ねて作り上げたバターチキンカレーは、スパイスが効いているものの、どこか家庭的なメニュー。店内のリラクシーな雰囲気も相まって、味わううちに自宅にいるかのような気分に浸れます。
THE SHOP 十二ヵ月
約27年前にオープンした「THE SHOP 十二ヵ月」は、名古屋におけるギャラリー&カフェのパイオニア的存在。カフェスペースのすぐ隣に、作家が手がけた食器が陳列されている店舗は、当時は珍しかったそう。「気軽に作家ものの器を手に取ってもらいたくて、この店を開きました」と、オーナーの柿沼さん。カフェスペースでは、自家焙煎のコーヒーを提供。それぞれ風味が異なるスペシャルティコーヒーが複数用意されており、コーヒーの奥深い世界にふれられます。なおコーヒーの器は、もちろん作家もの。手作りのスイーツも合わせ、至福のひとときを楽しんでは。
名古屋市中区上前津1-3-2
Tel 052-321-1717
[時]10:00〜18:00(17:15 LO)※正月・お盆など変則の場合あり
[休]無休
[料]スペシャルティコーヒー650円〜、コーヒーゼリー700円
リオン菓子店
大須の街角に佇む“フランス”。それが、2022年7月にオープンしたカフェ「リオン菓子店」です。店内の家具や小物類は、すべてフランス製。また、外観と内装には、現地の雰囲気が徹底的に反映されています。なおメニューにも、フランスの要素が盛りだくさん。看板メニューの「フレンチパルフェ」は、パリにある歴史深いパフェを日本人の舌に合うようアレンジしたもの。最上級のフルーツ、北海道産ミルクをベースにした生クリーム、ほろりとほどけるチュイルなどから成る、贅沢な逸品です。また、店内の一角に陳列された手作りの焼き菓子にも注目を。優しい口あたりと味わいに、きっと魅了されるはず。
名古屋市中区大須2-14-3
Tel 052-291-4554
[時]9:00~18:00(17:30LO)
[休]火曜
[料]フレンチパルフェ1,628円〜、パリの朝ごはんセット858円
キッチントーキョー
大須で60年以上にわたり、愛されてきた洋食店。「20~30年間、通ってくださっている常連の方も多数いらっしゃいます」と、40年以上、接客にあたってきたスタッフは話します。なお、同店は約3年前、大規模なリニューアルを実施。内装と外観が明るくカジュアルになったのを機に、若い利用客もさらに増えたそう。料理においては、下町の洋食店の味が健在。例えば、看板メニューの一つである「大正カツ」は、タルタルとスパイシーなソース、ネギが絶妙にマッチしたメニュー。しつこさのない後引く味わいで、また食べたくなること必至です。
名古屋市中区大須2-15-13
Tel 052-231-1503
[時]11:00~15:00LO、17:00~20:30(20:00LO)
[休]水曜夜・木曜
[料]大正カツ定食1,500円、煮込みハンバーグ定食1,250円 ※いずれもランチ価格
ご利益をいただきに
大須の寺社へ
亀岳林 万松寺
1540年、織田信長の父・信秀が織田家の菩提寺として開基し、480年以上の歴史と伝統を持つ寺院。信秀の保護下で徳川家康もこちらで過ごしたほか、信秀の葬儀に信長が抹香を位牌に投げつけた逸話の舞台にも。札処では、厄除・身体健全・商売繁盛・家内安全・安産・交通安全など、様々なご利益の御札や御守などを授与しています。
名古屋市中区大須3-29-12
三輪神社
元亀年間(1570~1572)に創建と伝わり、御祭神は縁結びの神様として知られる大物主神(大国主神)。境内には、樹齢450年と推定される御神木のくすのきがあり、この木に赤い糸を結んで良縁を願います。また、神様のお使いのうさぎをなでて福をいただく「幸せのなでうさぎ」もあります。
名古屋市中区大須3-9-32
陽秀院
江戸時代後期頃から民間信仰が盛んになったと伝わります。境内にある「紙張地蔵」は、白い紙を体の悪い部分と同じ所に貼るとご利益がいただけるそう。そばに白い紙が2枚10円で用意され、柄杓で水をかけて紙を貼り付けます。
名古屋市中区大須2-15-7
大須の魅力は、観光地としての賑わいだけではありません。市内有数の繁華街である大須2〜3丁目と打って変わって、1丁目は穏やかな住宅街が広がり、都心近接の住環境として注目したいエリアです。リニア開業で沸く「名古屋」駅前にも至近の距離。さらに、北側には伏見が、北東方向には再開発が目白押しの栄があり、都心に寄り添う便利な立地です。