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海と山に囲まれた丹後地方。大自然が生み出すグルメと景色を愉しむ。

京都府北部の丹後地方は、海と山に囲まれた豊かな自然が残るエリア。日本海に面し、一年を通して新鮮な海の幸を味わえ、シーカヤックや釣りなどのマリンアクティビティが愉しめることから「海の京都」と呼ばれています。今回はその中でも、舟屋が立ち並ぶ町並みが日本のベネチアと称される「伊根」と、日本三景の一つ、天橋立がある「宮津」の2ヶ所にスポットを当ててご紹介。旬の食材を活かしたグルメや都会では見られない景色をご紹介します。

伊根までのアクセス

  • 大阪駅→JR福知山駅→天橋立駅→伊根(バス:丹後海陸交通) 約3時間
  • 名古屋駅→京都駅→JR福知山駅→天橋立駅→伊根(バス:丹後海陸交通) 約3時間50分
  • 東京駅→京都駅→JR福知山駅→天橋立駅→伊根(バス:丹後海陸交通)  約5時間15分

宮津までのアクセス

  • 大阪駅→JR福知山駅→宮津駅 約2時間
  • 名古屋駅→京都駅→JR福知山駅→宮津駅 約2時間20分
  • 東京駅→京都駅→JR福知山駅→宮津駅 約4時間

[伊根編]
日本のベネチア!?
海に面した小さな港町を歩く

丹後半島の北東部に位置する伊根町。舟屋が立ち並ぶ町並みは、重要伝統的建造物群保存地区として選定され、毎年国内外を問わず多くの観光客で賑わいます。舟屋とは船の収納庫の上に住居を備えた、伊根地区独特の伝統的な建物のこと。碧く澄んだ海と空を背景にずらりと舟屋が並ぶ景色は、日本のベネチアと称されることもあります。歴史ある舟屋を改装したおしゃれなカフェでゆったりと過ごしたり、舟屋に泊まったり、のんびりとした時間が楽しめます。

[#海の幸グルメ]

鮨割烹 海宮(わだつみ)

その日に水揚げされた新鮮な海の幸を、地酒とともにいただける鮨割烹。伊根湾を一望できる落ち着いた空間で、寿司やお造り、魚料理、天ぷらなどがセットになったコース料理がいただけます。夏にはぎゅっと身の引き締まった牡蠣、冬には脂がのったブリのしゃぶしゃぶが堪能できる季節限定のコース料理も見逃せません。

与謝郡伊根町字平田593-1
Tel 0772-32-1710

[時]11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:00〜20:30(L.O.20:00) ※季節により営業時間は異なります。

[休]水曜

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[#絶景カフェ]

INE CAFE

コーヒーや手作りスイーツがいただけるカフェ。伊根湾が見渡せる2階のテーブル席は海を行き交う海上タクシーや遊覧船を眺めながら、海と空のフォトジェニックな写真が撮れるスポットとして人気があります。碧く澄んだ伊根湾を眺めて、地元の食材を使ったスイーツを頂きながら、ほっこり落ち着いた伊根時間を過ごせます。看板メニューは地元、三野養鶏の玉子を使ったチーズケーキ。優しい甘さが魅力です。

与謝郡伊根町字平田593-1
Tel 0772-32-1720

[時]平日11:00〜17:00(L.O.16:45)、土・日・祝日10:00〜17:00(L.O.16:45)

[休]水曜

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[#ショッピング]

舟屋日和

シーグラスを使ったハンドメイドのアクセサリーや舟屋のイラストが並んだ珍しいマスキングテープ、ブリがポケットから顔を覗かせるブリポッケTシャツなど、伊根町限定のオリジナルグッズがずらりと並びます。ここでしか買えないアイテムは伊根の魅力をもっと伝えたいという思いを形にする「伊根のおみやげ開発部」が生み出す商品。日常づかいができるTシャツや文具など、様々なアイテムが豊富にそろいます。

与謝郡伊根町字平田593-1
Tel 0772-32-1700

[時]平日11:00〜17:00、土・日・祝日10:00〜17:00

[休]水曜

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[#舟屋ステイ]

伊根の舟屋(海の京都 丹後・奥伊根温泉 油屋)

料理旅館「油屋」が運営する舟屋と主屋の宿泊施設。舟屋は「雅 – Miyabi -」と「風雅 – Fuga-」の2棟。「香雅 – Kaga-」は檜風呂がある2階建ての古民家スタイルの主屋です。それぞれ1棟貸しなので、1日3組限定。各施設それぞれに海を眺められる天然温泉を完備しています。家族や友人とくつろぎながら、穏やかな波に揺れる伊根湾を眺めてゆったりと過ごしてみませんか?

与謝郡伊根町字平田552
Tel 0772-32-0280

[時]受付時間 9:30~17:00 、宿泊 in15:00(最終18:00)/out10:00

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[#ここも行きたい!]

週末マルシェ

伊根町観光案内所内で毎週土曜日に開催されている週末マルシェ。地元産の新鮮な野菜やお米、卵などがずらりと並びます。観光客だけでなく、地元の人にも人気の週末マルシェは、午前中に売り切れることもしばしば。都会のスーパーではあまり見かけない珍しい京野菜などに出合えるかもしれません。

与謝郡伊根町字平田491(伊根町観光案内所内)
Tel 0772-32-0277

[時]9:00〜17:00(売り切れ次第終了)


[宮津編]
風光明媚な日本三景に、
じんわり心安らぐ時間を過ごす

日本三景の一つである「天橋立」を有する宮津市。若狭湾に面しているため一年を通して新鮮な海の幸を愉しめるエリアとしても有名です。古代より大陸との交流の場として栄え、日本の国生みに深く関わりがあると言われる伊弉諾(イザナギ)神話や浦島伝説など、多くの物語や歴史が語り継がれているエリアでもあります。グルメや絶景だけでなく、歴史や神話に彩られた名所をご紹介します。

[#扇子みくじで運試し]

天橋立智恩寺

臨済宗妙心寺派の寺院。智恵の仏様である文殊菩薩を祀る智恩寺は「文殊堂」とも呼ばれ、受験生や資格試験の合格をめざす参拝客が絶えず訪れる寺院としても有名です。3回くぐれば文殊の智恵を授かるといわれている「智恵の輪」石灯籠では、身体を通さずにどうくぐるか悩む人の姿も。扇子の形をした珍しいおみくじも人気で、境内の松木にずらりと結び付けられています。

宮津市字文珠466
Tel 0772-22-2553

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[#天橋立股のぞき]

天橋立ビューランド

天橋立を南側から一望できる展望台がある遊園地。展望台から「股のぞき」をして見る眺めは、天橋立の砂嘴が、まるで龍が天へ舞い上がる姿のように見えることから「飛龍観」と呼ばれています。遊園地にはゴーカートやメリーゴーランドなどの遊具のほか、景色を愉しみながら公園内を一周するサイクルカー、天橋立を眺めながら食事ができる展望レストランなどがあります。

宮津市字文珠437
Tel 0772-22-1000(代表)

[時]9:00〜17:00(2/21〜7/20、8/21〜10/20)、8:30〜18:00(7/21〜8/20)、9:00〜16:30(10/21〜2/20)

[休]年中無休

[料]大人(中学生以上) 850円、小人(小学生) 450円 ※乳幼児(0才〜小学生未満)については大人1人につき乳幼児1人無料。乳幼児2人目から小人料金。

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[#憧れのダイニング列車]

京都丹後鉄道(丹後くろまつ号)

“丹鉄FOOD EXPERIENCE”をコンセプトに、絶景・食・文化・歴史など、様々な側面から丹鉄沿線の魅力を堪能できる観光列車。「丹後くろまつ号」では、車窓から丹後の美しい景色を眺めながら、シェフ自慢の料理に舌鼓を打つ贅沢な時間が過ごせます。季節によって変わるメニューは朝食、ランチ、スイーツなどがあり、丹後の土地でしか味わえない絶品のグルメを堪能できます。

運行日、運行エリア、運行時間については公式サイトをご覧ください。

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[#フォトスポット]

由良川橋梁

宮津市と舞鶴市の境、若狭湾に注ぐ由良川の河口に架かる長さ約550メートルの橋梁。水上からわずか3メートルの高さを走るため、空と海の間を走る絶景鉄道として人気のフォトスポットです。一直線に架かる赤さび色の橋梁の上を、1両のローカル列車や徐行して運行する観光列車の姿は、まるで映画のワンシーンを見ているかのよう。

宮津市字由良390-14


[#芳ばしいパンとコーヒーの香りに包まれて]

JouJou coffee and bread

「天橋立」駅のすぐそばにあるカフェ。焼きたてのベーグルや角食などのパンがずらりと並び、ランチタイムは具沢山のサンドイッチや、地元野菜がたっぷり入ったカレーがそろいます。こだわりのコーヒーとともにいただくスイーツは、スキレットのまま焼きたてを味わうダッチパンケーキや程よい甘さのヌガー・グラッセなどが人気。ヌガー・グラッセとは、ナッツやドライフルーツが入ったヌガーにメレンゲや生クリームを混ぜて冷やし固めた、南フランス発祥の氷菓。ほっこり心安らぐ甘いスイーツと芳ばしいコーヒーの香りに包まれながら、ゆったり落ち着いた時間を過ごせます。

宮津市字文珠640-6
Tel 0772-25-2518

[時]11:00〜18:00

[休]木曜

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[#ちょっと足をのばして]

夕日ヶ浦

宮津駅から電車で約40分。夕陽百選にも選ばれた丹後・夕日ヶ浦は、夏には海水浴を愉しむ人で賑わいます。流木で作られた「ビーチブランコゆらり」は人気のフォトスポット。ブランコに揺られて、海に沈む夕陽を眺めたあとは、夕日ヶ浦周辺にある温泉でリラックスしてみませんか?

京丹後市網野町浜詰256-1
Tel 0772-74-9350(夕日ヶ浦観光協会)

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