Kitchen
WITH LAURELにもこれまで登場いただいた専門家や人気インスタグラマー・ブロガーさんに、「これだけはずっと使いたい」といったキッチンの愛用品やステイホームの過ごし方などを教えてもらいました。
<教えていただいたのは>
インテリアブロガー:瀧本真奈美さん
インスタグラマー:tamiさん
料理家/空間・フードスタイリスト:池ももこさん
インスタグラマー:かおしさん
整理収納アドバイザー:西口理恵子さん
瀧本真奈美さん
(インテリアブロガー)
整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんは、家族で心地よく暮らすための頑張らない瀧本式収納インテリアを提案。『自分に心地よい小さな暮らしごと』など著書も多数あります。ナチュラルなライフスタイルが人気の瀧本さんはどんな道具を愛用されているのでしょうか。
可愛らしさとかっこよさを併せ持つ見た目にお洒落なデザインはもちろん、煮込み料理が格段に美味しく、時短でできるので手放せません。また、無水料理も可能でフライパンとしても使えるところも非常に気に入っています。22cmのサイズは小さ過ぎず、大き過ぎません。2人暮らしでも少しゆとりがある程よさで、手に持ちやすく使い勝手も非常にいいです。見せる収納にも適していると思います。
丁寧に作られた天然竹がとてもきれいな角長盆ざるです。夏の涼しげな料理はもちろん、オールシーズン使え、テーブルに自然素材が加わることで、温かみのあるテーブルコーディネートになるのが気に入っています。鍋の材料を置いたり、お寿司を並べたり、おにぎり、サンドイッチのほか、ワンプレートランチにも使えます。軽量で持ち運びやすく、収納が気楽にできるのもポイント。お子さんの食器としてもおすすめです。
無駄を省きながらシンプルな献立に
感染のリスクを抑えるために、スーパーなどでの食材の買い出しをやめて、ネットスーパーの利用を開始。週に1度の買い物から、まとめ買いの期間を少しずつ延ばし月に2回のまとめ買いまで可能になりました。無駄を省きながらシンプルな献立にすることで、捨ててしまう食材はゼロになり、食費も節約。同時にストレッチなど軽めの運動を続けた結果、夫婦でダイエットにも成功しました。
tamiさん
(インスタグラマー)
フォトジェニックな料理や暮らしが大人気のインスタグラマー tamiさん。 通称「おべん」といわれる作り置きを賢く使った色とりどりのお弁当のほか、セルフリノベーションした素敵なインテリアも見逃せません。 tamiさんにキッチンにある愛用品をお聞きしました。
土鍋がずっと欲しくて探していたところ、形・色・大きさなど、条件がぴったりの物(写真左上の土鍋)が見つかり購入して、大切に使い続けています。土鍋でお米を炊くのが習慣になり、土鍋の魅力にハマって、大きさ違いで欲しくなって集めるようになりました。写真正面の土鍋はちょうど2人分の麻婆豆腐や具だくさんスープなどが作れ、右上の土鍋は雑炊・煮込み料理などに活躍。これから使い込んで大切に育てていくつもりです。
鍋マニアで鋳物ホーロー鍋やガラス・銅・アルミなど、さまざまな種類の鍋を持っています。その中でも毎日必ず使うのが業務用の鍋です。何年も使っていますが、少々雑に扱っても問題ないくらい丈夫で、サイズも使いやすく重宝しています。韓国のラーメン用の鍋(写真左上)は、1人分のラーメンを作るのにちょうどよく、1人鍋もできるので便利です。具だくさんラーメンを作る用にもうひと回り大きなサイズも買い足しました。
家呑みを充実させて、お店のような雰囲気に
家呑みが増え、より充実させようとお酒のアテになるようなものを作って楽しんでいました。家呑みがラクだと気づいて、すっかりハマり、自分で作るのが面倒なときはテイクアウトを利用して、好きなお皿に盛り付けて、お店にいるような雰囲気を楽しみました。
池ももこさん
(料理家/空間・フードスタイリスト)
“キレイとおいしいはつくれる”をテーマに、レシピもつくれるフードスタイリストとして活動している池ももこさん。4stepでできる実践的で華やかなスタイリングを発信してSNSで注目を集め、料理番組などにも出演されています。空間を演出するプロップスタイリングも得意とし、食やライフスタイルに関連したPRのお仕事にも携わる池さんは、どんなものを愛用されているのでしょうか。
幅広い調理に使用できるストウブのお鍋。オーバルタイプはコンロ上では少々幅をとってしまうものの、ブロック肉や長い野菜などを大きなサイズのままで調理でき、調理の手間が省けます。普通のお鍋と比べて、“料理のレパートリーが広がる ”というところも個人的にうれしい愛用ポイントです。また、お鍋自体もデザイン性が高い上に深さも程よく、食卓にそのまま出してもオシャレで取り分けやすいところも◎。
チタン製の真空二重構造で保温・保冷効力に優れたボトルキーパーです。ワインが程よい温度のままずっと楽しめます!氷いらずで結露が起きにくいため、テーブルを濡らす心配もありません。使い勝手が良く、どんなテーブルウエアとも相性の良い落ち着いたシルバーカラーもお気に入りのポイント。機能性とデザイン性を兼ね備えたものは長く愛着が持てます。
ゆっくり家族とワインを楽しむ
ステイホーム中は外出を控えた生活のおかげで、その日の朝から夜に楽しむワインを考えて適温で保管をしていました! 即席ながらも、ひと手間かけた簡単おつまみはちょっと高見えする大理石風のプレートに盛り付けて、ゆっくり家族と晩酌する時間を楽しみました。
かおしさん
(インスタグラマー)
「おいしく楽しく食べること」をモットーにした写真投稿で人気のインスタグラマー かおしさん。レシピ制作やフードコーディネートも手がけ、美味しい食べ物にも精通しています。素敵な料理と器、旅の記録をインスタグラムで紹介するかおしさんに、キッチンで愛用しているものを教えてもらいました。
4年半ほど前、Instagramで市川さんのペッパーミルの写真を見て一目惚れ。こんなに素敵なミルで胡椒を挽いてみたいという気持ちが高まり、勢いで市川さんに直接連絡しました。当時のメッセージを見てみると「ちょっと予算オーバーですが、今オーダーしないと一生後悔する気がするので製作お願いします!」というやり取りがありました。そんな強い想いで迎えた素敵なペッパーミルは、使うほどに手に馴染み、色にも深みが出てきて、購入時よりもぐっと素敵さが増しています。これからも一生大切に使っていくつもりです。
5年前に「これだ!」と思えるような土鍋を探し始めました。それから1年ほどして、ネットで偶然見つけたのが内田さんのヘリンボーン柄の蓋の土鍋。あまりにも好みなので、内田さんに直接連絡をしたところ、ちょうどご出産のタイミングで、オーダーから1年半ほどで届きました。探し始めてから届くまでの2年半、小さな鍋でお鍋をしていたことも良い思い出です。冬は週5~6で鍋を食べる我が家なので、土鍋にもどんどん使用感が出てきており、それがとても愛おしく感じられます。これからの変化も楽しみながら育てていきたいと思います。
いいことずくめの手抜き朝食と美味しく手軽なコーヒー
夕食の料理を多めに作って朝食にアレンジして、バレない手抜きをしていました。よく作ったのはサンドイッチ。写真のたまごサンドは、前夜のトンカツの付け合わせのキャベツの千切りを混ぜて、ボリュームアップと食感の変化と野菜の増量を。レタスやハムも挟めば食べ応えがあって栄養バランスも良いサンドイッチになり、サイドメニュー要らずに。それから、ステイホームを機に活用するようになったのがコーヒーのドリップバッグ。時間と手間がぐんと省けるのに美味しいコーヒーが飲めるので、いろいろなお店からお取り寄せして楽しんでいます。
西口理恵子さん
(整理収納アドバイザー)
「美人収納」を掲げ、テレビ・雑誌でも活躍されている西口理恵子さんは、セミナー・講演だけでなく、個人宅で整理収納・インテリア・美を総合した「美人収納術」を直接指導されています。使い勝手がよく、すっきり心地よく美しく暮らせるアイデアを数多く持つ西口さんは、どんな物を愛用されているのでしょうか。
我が家の食卓になくてはならないアイテム。10年間、冷蔵庫で使用しています。お漬物やふりかけなど、白いご飯を食べるときのお供を“ごはんセット”、バターやジャムなど、パンを食べるときのお供を“パンセット”としてグルーピングし、このトレーに載せて食卓へ。毎日の食事の準備が簡単になり、時短につながっています。このタモトレーは見た目が上品なのにしっかりしていて、重いジャムの瓶を置いてもたわむことなく持ち運べます。
7年前にプレゼントでいただいた品。加熱機能がついており、野菜スープ、パスタソース、離乳食づくりにとても便利で愛用しています。人参と玉ねぎのビシソワーズをよく作るのですが、材料を入れてボタンを押すだけで、本当にあっという間に出来上がります。コンロを使わず加熱調理できるため、他の料理と同時にでき、家事の時短にも一役買っています。
※生産は終了している可能性があります。
毎日大変な中で、少しでも心にゆとりを持たせるために
2人の子供がいること、買い物に行けないため、すべてネットスーパーで購入していたことから、毎食献立を考えて料理することが精神的に辛かったです…。そんな中、少しでも楽をしたくて、ワンプレートに盛り付けて洗い物を減らしたことは、私の心にゆとりが生まれ、とても良かったですね。また、お昼ごはんは庭で食べるようにし、いい気分転換になりました。大変な時だからこそ、整理収納で家を整え、生活に笑顔を絶やさずに、当たり前を大切にすることの重要性がわかった気がします。