What’s ? Shijo Karasuma 田の字エリアの真ん中で京都を満喫

京都の中心地を指す「田の字エリア」の、その真ん中に位置する四条烏丸。大通り沿いには百貨店などの大型商業施設がそろい、一歩路地に入れば、京都の魅力が体感できるさまざまなお店も点在しています。街ナカを散歩しながら、京都を存分に満喫してみませんか。

菜食hale

川端滝三郎商店

菜食hale

川端滝三郎商店


四条烏丸の交通アクセス

アクセスマップ

オフィスビルや商業施設が立ち並び、京都の中心地ともいえる四条烏丸は、地下鉄烏丸線「四条」駅と特急が停車する阪急京都線「烏丸」駅が最寄り駅です。地下鉄烏丸線で「京都」駅へ4分、阪急京都線で「大阪梅田」駅へ40〜50分。さらに、路線バスも充実し、京都市内各所へのアクセスが便利な立地です。


碁盤の路地を巡って

四条烏丸は、碁盤のように張り巡る東西・南北の通りの中でも、メインストリートである四条通と烏丸通が交差。四条烏丸から河原町にかけて百貨店などの多彩な商業施設が集積し、京都の台所「錦市場」もあり、賑わいに満ちたエリアです。大通りから一歩路地に入れば、京の風情を残す街並みが残り、老舗なども点在。京都の魅力が体感できる、多彩なお店がそろうのもこの街の大きな魅力です。

菜食hale

京の台所として賑わう錦市場。ひしめく商店の間の路地にかけられた「菜食 晴」の暖簾が目印です。趣ある店内では、動物性食材を使わない菜食ランチを味わうことができ、世界中の旅行者も訪れます。提供するのは「ゆばあんかけ丼のランチ」の1種(タイミングによっては『薬膳スープのランチセット』に変わることも)。京ゆばを使ったとろとろのあんかけ丼をメインに、京都近郊で採れた有機・減農薬を中心とした旬野菜のおばんざいがセットに。毎朝店内にて五分づきで精米し、赤米やもち麦、千石大豆などの雑穀とブレンドして炊き上げたご飯もヘルシーで滋味あふれる味わいです。おばんざいに使用する自家製マスタードは、クセになるぷちぷち感が人気で「こんちゃんマスタード」としても販売されています。

京都市中京区東魚屋町198-1
Tel 075-231-2516

[時]12:00〜15:00 ※売り切れ次第終了、予約がベター

[休]月、火、水曜、ほか不定休

[料]ゆばあんかけ丼のランチ1,980円、こんちゃんマスタード1450円

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大極殿六角店 栖園

カステラの老舗として知られる、1885(明治18)年創業の「大極殿本舗」。季節替わりの暖簾がかかる六角店は風格ある佇まいで、京の町並みに溶け込んでいます。濃厚な卵の風味とふんわり軽い食感が魅力のカステラをはじめ、多彩な和菓子が並ぶショップの奥には甘味処も。江戸時代後期に建てられた趣ある空間の中、坪庭を眺めながら抹茶や煎茶でほっと一息つくことができます。甘味の中でも一番人気は名物「琥珀流し」。女将さん考案のほろほろとやわらかい寒天が決め手で、シロップとトッピングは月替わり。4月の桜花、5月の抹茶、10月のしることいった和の味わいはもちろん、洋の素材とマッチする2月のココア、7月のペパーミント、9月のワインゼリーなどのファンも多いそう。

京都市中京区堀之上町120
Tel 075-221-3311

[時]10:00〜17:00 LO、ショップ9:30〜18:00

[休]水曜

[料]琥珀流し850円、抹茶と生菓子1050円

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川端滝三郎商店

錦市場より麩屋町通を下がってすぐ。ショーウィンドウに並べられた素敵な器たちに魅かれ入店すると、店内には日本の手しごとで作られたキッチン用品がずらり。手がけるのは京都の地で生活用品の問屋業を営んできた1912(明治45)年創業の「カワタキ」です。“くらすをたのしむ”をコンセプトに、関西を中心に国内約45メーカーの手しごと雑貨をセレクト。飽きの来ないデザインで普段使いできる陶器をはじめ、使うほどに美しさが増す漆器や錫器のほか、やさしい風合いの綿ふきんや伝統紋様の風呂敷など暮らしに馴染むものばかり。暮らしのワンシーンをイメージした2階の展示コーナーもじっくりと楽しみながらお気に入りを見つけて。

京都市中京区桝屋町505
Tel 075-708-3173

[時]10:00〜18:00

[休]第4水曜

[料]タンブラー(常滑焼)3,300円、風呂敷(京都)1,100円~

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三三屋

デザインスタジオ・グルーヴィジョンズが営むセレクトショップ。築100年以上の長屋をリノベーションした店内には、オリジナルデザインのアイテムのほか、“京都にまつわる良い物”が所狭しと並んでいます。hikeと俳句をかけたユニークなベルクロワッペンは人気の一品で、キャンプ用品に取り付けたいという人が多いそう。また、かわいいデザインの御朱印帳や京都の老舗「一澤信三郎帆布」がつくる御朱印帳入れといった京都らしいアイテムも。店頭だけの取り扱いとなるグッズもあり、おしゃれな京都土産を探すならぜひ立ち寄りたいショップです。

京都市中京区元竹田町639-11
Tel 075-211-7370

[時]土日祝のみ営業 12:00〜19:00

[休]月曜〜金曜

[料]ベルクロワッペン1,650円、一澤信三郎帆布御朱印帳入れ7,480円

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お寺の境内で京都の魅力をたっぷり味わう

D&DEPARTMENT KYOTO / d食堂 京都

賑やかな四条通より二筋南の通りに面した「佛光寺」。その境内の一角に、かつて寺のお茶所だった建物を改装した「d食堂」があります。手がけるのは、ロングライフをテーマに暮らしや観光をデザインする「D&DEPARTMENT」。長く続いている“こと”や“もの”を大切に、提供する料理やデザートには、京都で長く愛される老舗の調味料や地元食材を使用しています。京食材を凝縮した季節替わりの「京都定食」や、味噌が隠し味の「d&ドライカレー」などの食事メニューのほか、ドリンクやデザートも充実。境内別棟のショップでは、食堂のメニューに使用する調味料や食材のほか工芸品なども販売し、地域の魅力を発信しています。

京都市下京区新開町397 本山佛光寺内
Tel 075-343-3217

[時]11:00〜18:00(食事16:30LO、喫茶17:00LO)

[休]水曜

[料]京都定食1,900円、d&ドライカレー1,400円

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ショッピングやカルチャーも満喫

四条烏丸交差点

四条烏丸の交差点付近は、ここ数年で、新しい大型商業施設が次々と誕生し、美しく整備されています。ショッピングやグルメが満喫できる先進的なエリアであると同時に、明治を代表する近代建築といったレトロ建築も残り、歴史・文化も楽しめるエリアです。

大型の商業施設が点在

SUINA室町

京都経済センタービル内の商業施設として2019年3月にオープン。「旬の京都」をコンセプトにした大型書店や人気ゲームのオフィシャルショップのほか、フードホールがあり、カフェやレストランも充実しています。

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COCON KARASUMA

昭和13年竣工の京都丸紅ビルをリノベーションした複合商業施設で、設計・デザインは隈研吾氏が担当。2021年には新エリアもオープンし、シアター、レストラン、インテリアなど多彩なショップが集います。

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LAQUE四条烏丸

洗練された大人の街・上質の館をコンセプトにする複合商業施設。B1Fから3Fの商業ゾーン「LAQUE(ラクエ)」には、衣料品・服飾雑貨・食物販・カフェ・サービスなど個性豊かな専門店が集積しています。

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大丸 京都店

23年9月、8Fにレストランフロアがオープン。西日本初出店の「うな富士」や屋上で年中BBQができる「ベジ イソ テラス」など、話題のお店がそろうほか、食にまつわる漫画約3,000冊が読める「まんがの壁」も設置。

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京都髙島屋 S.C.

2023年10月17日に誕生した「京都髙島屋 S.C.」は、京都創業の老舗百貨店「京都髙島屋」と専門店ゾーン「T8(ティーエイト)」で構成。T8には、アート&カルチャーを発信する注目のショップをはじめ、商業施設初出店・関西初出店なども含めた51 店舗が出店しています。

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レトロ建築の文化施設も

京都文化博物館

京都の歴史・文化をわかりやすく紹介する総合展示のほか、さまざまな特別展も開催。赤レンガ造りの別館は、辰野金吾とその弟子・長野宇平治が設計した「旧日本銀行京都支店」の建物で、国の重要文化財に指定されています。

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京都芸術センター

1993年に閉校となった明倫小学校の建物を活用し、京都市の芸術振興の拠点施設として2000年に開設。レトロな雰囲気あふれる建物内では、ワークショップや展覧会、演劇・音楽・ダンスなどの公演も行われています。

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遊ぶのも暮らすのも便利な「田の字」

北を御池通、南を五条通、西を堀川通、東を河原町通に囲まれている「田の字エリア」。マップで見ると、京都の中心であることがわかりやすく、鉄道やバスといった交通の利便性も良く、 ビジネス・観光・生活において便利なエリアです。また、実際に路地を散歩すれば、ただ便利なだけでなく、今も点在するお屋敷や老舗店から古都の風情が感じられ、歴史・文化が息づいていることも実感できます。


※掲載の各店舗では営業時間等を変更している場合があります。詳細は各店舗の公式サイト等をご確認ください。