What’s ? Shijo Omiya 都会の便利さと京都の歴史文化も身近に

阪急京都線と嵐電(京福電気鉄道嵐山本線)が利用でき、バスターミナルも備えた「四条大宮」は、京都暮らしをするなら注目しておきたいエリアです。京都の中心地である烏丸に寄り添い、都会の便利さを感じながら、古都の歴史文化も身近に愉しむことができます。

壬生寺

器や彩々

壬生寺

器や彩々


四条大宮の交通アクセス

アクセスマップ

四条大宮交差点

四条大宮は、阪急京都線「大宮」駅を最寄りとし、「烏丸」駅へ1駅2分、「京都河原町」駅へ4分。また、嵐電「四条大宮」駅から嵐山方面へとアクセスできるほか、四条大宮の交差点付近から京都市内各所へ向かうバスも発着。交通利便性の高さがこの街の大きなポイントです。


都心に寄り添う四条大宮

四条烏丸交差点

百貨店などの大型商業施設やオフィスビルが集まる「四条烏丸」が徒歩圏に。賑わいに満ちた四条通を東に向かえば、京都の台所「錦市場」や河原町もあり、京都での便利な都市生活が謳歌できるポジションです。

大型の商業施設が充実

SUINA室町

京都経済センタービル内の商業施設として2019年3月にオープン。「旬の京都」をコンセプトにした大型書店や人気ゲームのオフィシャルショップのほか、フードホールがあり、カフェやレストランも充実しています。

公式サイトはこちら

COCON KARASUMA

1938年(昭和13年)竣工の京都丸紅ビルをリノベーションした複合商業施設で、設計・デザインは隈研吾氏が担当。2021年には新エリアもオープンし、シアター、レストラン、インテリアなど多彩なショップが集います。

公式サイトはこちら

LAQUE四条烏丸

洗練された大人の街・上質の館をコンセプトにする複合商業施設。B1Fから3Fの商業ゾーン「LAQUE(ラクエ)」には、衣料品・服飾雑貨・食物販・カフェ・サービスなど個性豊かな専門店が集積しています。

公式サイトはこちら

大丸 京都店

2023年9月、8Fにレストランフロアがオープン。西日本初出店の「うな富士」や屋上で年中BBQができる「ベジ イソ テラス」など、話題のお店がそろうほか、食にまつわる漫画約3,000冊が読める「まんがの壁」も設置。

公式サイトはこちら

京都髙島屋 S.C.

2023年10月に誕生した「京都髙島屋 S.C.」は、京都創業の老舗百貨店「京都髙島屋」と専門店ゾーン「T8(ティーエイト)」で構成。T8には、アート&カルチャーを発信する注目のショップをはじめ、商業施設初出店・関西初出店などバラエティ豊かな店舗がそろっています。

公式サイトはこちら


古都の歴史文化を愉しむ

都心に寄り添いながら、京都の歴史文化を身近に愉しむことができる四条大宮。南西に少し歩くと、新選組ゆかりのスポットが点在する壬生へ。昔ながらの風情が残るこのエリアには、壬生寺や壬生屯所旧跡 八木家などがあります。また、北へ向かえば世界遺産「元離宮二条城」も。史跡・名所を訪ねたり、路地裏を散策したり、古都ならではの休日散歩が満喫できます。

新選組ゆかりの地

壬生寺

991年(正暦2年)、快賢僧都(かいけんそうず)によって創建され、ご本尊は延命地蔵菩薩(重要文化財)。古くから地蔵信仰とともに厄除・開運の寺として庶民の信仰を集め、2月の厄除け節分会は約900年にわたって受け継がれる行事です。また、新選組隊士たちの訓練場として使われ、境内の壬生塚には新選組隊士の墓塔が祀られており、新選組ゆかりの寺としても知られています。

公式サイトはこちら

壬生屯所旧跡 八木家/京都鶴屋鶴寿庵

1863年(文久3年)に芹澤鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司などの浪士によって新選組が誕生した屋敷を「壬生屯所旧跡 八木家」として公開。幕末期の農家の屋敷としても貴重な建築物を見学することができます。八木家が営む和菓子店「京都鶴屋鶴寿庵」が隣接し、壬生菜を使った名物「屯所餅」などを販売。壬生屯所旧跡 八木家をガイド付きで拝観したのち、店内で抹茶と屯所餅をゆっくり堪能できます(ガイド・抹茶・屯所餅付き拝観 大人1,100円)。

公式サイトはこちら

伝統文化にふれる

京都清宗根付館

根付専門の美術館。根付(ねつけ)とは、元禄期頃(1688~1704年)に発展した印籠・巾着などの留具です。狩野派の絵師をはじめ、様々な細工職人によって意匠と技術が凝らされ、日本固有の小芸術品として海外でも高い評価を得ています。人物・動植物、能や歌舞伎といった芸能、霊獣・妖怪など多種多様なものをモチーフにした根付があり、京都清宗根付館では、現代根付を中心とした約6,000点のコレクションから常時約400作品が展示されています。

公式サイトはこちら

見どころたっぷりの世界文化遺産

世界遺産 元離宮二条城

1603年(慶長8年)、徳川家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするために築城。1867年(慶応3年)、15代将軍 慶喜が二の丸御殿(写真)で「大政奉還」の意思を表明したことは、歴史上有名です。二の丸御殿は国宝に指定され、建物内は狩野派による壮大な障壁画や精緻な欄間彫刻、飾金具による豪華絢爛な装飾が堪能できます。このほかにも二の丸庭園、唐門など桃山文化の遺構を見ることができ、 1994年(平成6年)にはユネスコ世界遺産にも登録。

公式サイトはこちら


暮らしに便利な四条大宮

商業施設が集まる四条烏丸に隣接するだけでなく、スーパーマーケットや商店街など暮らしに欠かせない施設が充実しているのも「四条大宮」の大きな魅力です。周辺には、京都を代表する老舗商店街「京都三条会商店街」をはじめ、「BiVi二条」などの商業施設、暮らしを彩る多彩なお店もそろいます。また、教育機関や医療機関も点在し、暮らしに便利なエリアです。

ショッピングモール・商店街

BiVi二条

JR「二条」駅前にある大型の複合商業施設。駅周辺の賑わいづくりと活性化に寄与する施設として誕生し、レストラン&カフェをはじめ、書店やヘアサロン、映画館などがあります。2025年春にリニューアル予定。

公式サイトはこちら

京都三条会商店街

1914年(大正3年)に発足した、京都を代表する老舗商店街。堀川三条から千本三条にかけて東西800mのアーケードに約180店舗が軒を連ねています。衣・食・住、老舗から新店舗まで多彩なお店がそろいます。

公式サイトはこちら

暮らしを彩るお店も充実

器や彩々

京都三条会商店街近くにある古民家を改装した器屋さん。店主の鶴田さんが全国各地から作家ものの器をセレクトし、月に1回ほどのペースで展示替えを行っています。「食器棚の手前に置いて日々使えるものをセレクトしています。デザインだけでなく、実際に使い心地を試してからおすすめしています」と鶴田さん。植物をモチーフにした愛らしい柄の器から、シンプルながら素朴で味わい深い器までそろい、趣のある空間でゆっくりと器選びを楽しめるのが魅力です。店内には坪庭を眺めながらドリップコーヒーなどが味わえる喫茶室も併設。また、こちらから徒歩3分の場所にあるモダンな器をそろえた新店「醒 -sei-」も要チェックです。

京都市中京区三条大宮町263-1
Tel 075-366-3643

[時]11:00~18:00

[休]火・水曜

[料]マグカップ3,000円〜、茶碗2,500円〜

公式Instagramはこちら

Sweets Cafe KYOTO KEIZO

京都三条会商店街にある人気のカフェ。メディアなどで話題となった看板メニュー「10分モンブラン」は、栗本来の自然な甘みが楽しめるペーストの中にサクッとした食感のメレンゲが入っており、軽やかな味わい。10分経つとその食感が変わるため、オーダーしてから店舗奥の菓子工房でつくられます。「和栗」と「抹茶」の2種類があり、ぜひ食べ比べてみたいところ。また、数量限定の「わがまま苺のショートケーキ」は、フワフワの生地に苺と北海道産生クリームをたっぷり使った、ショートケーキ好きにはたまらない一品。隣接する「KYOTO KEIZO OKASHI」では、テイクアウト用のスイーツや焼き菓子も販売されています。

京都市中京区御供町293
Tel 075-821-0303

[時]10:00~19:00(18:00LO)

[休]無休(年末年始を除く)

[料]和栗の10分モンブラン(単品)1,210円、わがまま苺のショートケーキ(単品)1,958円

公式Instagramはこちら

京洋食まつもと

大宮と烏丸の中間に位置する洋食店。京都産の和牛や京の都もち豚、京赤地鷄など、京都の素材をふんだんに使ったメニューがそろいます。中でもおすすめなのが、ランチでも味わえる「大人のハンバーグ」。京都産黒毛和牛と京の都もち豚を使用した、ふっくらジューシーなハンバーグに、酸味の効いた熱々のデミグラスソースがたっぷり。付け合せは、産地などにこだわった季節の野菜が愉しめます。オーナーシェフの松本さんは、できるだけ地産地消で美味しく身体によい料理にこだわっています。ディナーは、黒毛和牛ホホ肉の赤ワイン煮や京赤地鷄のコンフィといったお酒に合うメニューも充実。

京都市中京区蛸薬師通新町西入ル不動町171-4
Tel 075-708-7616

[時]11:30~15:00(14:30LO)
18:00~22:00(21:30LO)

[休]月曜(祝日の場合は翌日)

[料]大人のハンバーグ2,310円、黒毛和牛ホホ肉の赤ワイン煮2,970円、京赤地鷄のコンフィ2,310円

公式サイトはこちら

フルーツパーラー ヤオイソ

1869年 (明治2年)創業の老舗果物店が営むパーラー。50年以上にわたって、フルーツサンドが看板メニューです。写真の「スペシャルフルーツサンド」は、食べ頃のみずみずしいフルーツがたっぷりサイズでカットされ、食べごたえ十分。フルーツと優しい味わいの生クリーム、少し塩味がきいた食パンとのバランスも絶妙です。女性には、フルーツサンド・ミニフルーツ葛あられ・ドリンクがセットになった「ミニ葛あられセット」が人気。果物本来の味わいがダイレクトに楽しめるフレッシュジュースやカットフルーツのほか、パフェなども充実しています。

京都市下京区四条大宮東入ル立中町496
Tel 075-841-0353

[時]9:30〜17:00(16:45LO)

[休]無休 (年末年始を除く)

[料]フルーツサンド880円、スペシャルフルーツサンド1,100円、ミニ葛あられセット1,650円

公式サイトはこちら


お隣の「四条烏丸」もご紹介!

四条大宮から歩いていける「四条烏丸」。四条通や烏丸通沿いにオフィスビルや大型商業施設が立ち並び、一歩路地に入れば、京都の魅力が体感できるさまざまなお店も点在しています。

京都 四条烏丸〜古都の街ナカ散歩〜