おうち時間をもっと心地よく。
使い勝手のよいキッチンへアップデート。

近鉄不動産では、「ローレル」マンションシリーズで採用している設備・仕様を定期的に見直し、アップデートしています。2021年春から整理収納アドバイザーの西口理恵子さんに協力いただき、「ローレル」マンションご入居者さまのご意見も参考にしながら、新たなキッチン・洗面化粧台・ユニットバスの企画を進め、いよいよ完成に近づいてきました。今回は、どんなキッチンに仕上がったのか、近鉄不動産 商品企画担当の赤井さん・新海さんに話を聞いてみました。

※ローレルスクエアOSAKA LINKにて撮影。掲載写真はリニューアル前のキッチンです。
※物件により掲載の設備・仕様と異なる場合があります。


キッチン企画の舞台裏

暮らしの変化に対応できるために

実際にお使いになるお客さまの目線を一番に

今回、最も大切にしたポイントをお聞きしました。「実際にお使いになるお客さま目線で企画することを大切にしました。そのため、ご入居者さまのアンケートを実施したほか、収納で悩む多くの方に寄り添う整理収納アドバイザーの西口さんに協力いただくことに。おうち時間が増え、食材などのストックが増えるなか、スペースを有効活用して収納量を増やしたり、家事の時短につながる工夫を取り入れ、散らかりにくくお掃除もラクなキッチンの実現をめざしました」


整理収納アドバイザーの西口理恵子さんが監修

勉強会から設備メーカーとの打ち合わせまで
西口さんからアドバイスをいただく

2021年春に勉強会を行い、西口さんがコロナ禍を通じて感じたニューノーマル時代の住まいに求められることなどをヒアリング。「収納する物ではなく、住まう人を中心に考えるというお話から使い勝手のよい収納の細部に至るまでご意見をいただき、まさにお客さま目線での企画を進めたいという私たちの想いとマッチした有意義な会となりました。

勉強会のあとも西口さんと定期的にミーティングを行い、意見交換を実施。設備メーカーさんのショールームにも同行いただき、使いやすいサイズを1センチ単位で検証したり、新たな収納の工夫を盛り込んだり、アドバイスをいただきながら新しいキッチンの仕様を固めていくことができました」

西口理恵子さんとの勉強会レポートはこちら

西口さんから学んだキッチンのポイント
  • ●ゴールデンゾーンを有効活用できるよう収納を作る
  • ●シンクの水切りカゴを深型に
  • ●コンロまわりを使いやすいサイズに、収納も充実させる
  • ●液体調味料の収納場所を工夫し、効率をアップ

西口さんから学んだキッチンのポイントはどんなことだったのでしょうか。「目の高さから膝の所までが、収納スペースとして最も使いやすい『ゴールデンゾーン』で、ここに日々使う物が収納されているのが理想的だと西口さんからアドバイスをいただき、今回のキッチン収納にも取り入れています。また、市販品ではピッタリと収まらないシンクの水切りカゴをご用意したり、コンロまわりの作業スペースや液体調味料の収納場所に工夫を施したり、使いやすいサイズや適材適所の収納スペースに関するアドバイスを参考にさせていただきました」


「ローレル」マンションご入居者さまのご意見も参考に

1年以内に「ローレル」マンションにご入居された方を対象にしたアンケートを2021年4月に実施。「174名の方々に回答いただき、現行の仕様で残すものと改めるものを仕分ける際に参考にさせていただきました。たとえば、収納スペースを有効活用した巾木収納やオールスライドは9割以上の方が必要と回答され、今回も引き続き同じ仕様に。また、『食洗機の有無はセレクトできるほうがよい』『キッチンペーパーの収納がほしい』といったご意見をいただき、これまで作り手側があまり意識していなかったお客さまのニーズを知ることができました」


新しいオリジナルキッチンの仕様

収納力と使いやすさをアップデート

「これまでキッチンは吊戸棚を付けて収納力を重視するか、付けずに開放感を重視するかの2択だったところを、レンジフードの横に一部吊戸棚を設けることで、開放感をキープしながら収納力のアップをめざしました。また、一部吊戸棚の可動棚を2段設けたり、引き出しの扉裏をホーローとすることでマグネットを活用できる仕様にしたり、実際にお使いになる方が収納をアレンジしやすいように配慮しています」

※物件によって仕様が異なる場合があります。

●一部吊戸棚

一部吊戸棚には、商品企画担当者や西口さんのこだわりがギュッとつまっているそう。「トレーといった平たい物を収納するスペースは意外とキッチンになく、吊戸棚内に入れたいねという話になり、メーカーさんにも協力いただき、使いやすい幅などサイズにもこだわって設定。また、アンケートにもあったキッチンペーパー収納は、扉を開けることなく下から取り出せるようにしたり、よく使うラップの収納場所を設けたり、タオルなどを掛けるフックもご用意。ゴールデンゾーンを活用して、よく使う物がスムーズに取り出せるように工夫しています。さらに扉裏にホーローパネルを設置し、マグネットを使うことができます」

●扉裏ホーロー

調味料の収納スペースとして使うことが多いガスコンロの近くにある引き出し。その使い勝手も向上しています。「一般的なサイズの調味料であれば2本並べられるワイドな引き出しは、 調味料と一緒に使う計量スプーンやコンロで使うフライ返しなども収納することで、調理のアクション数が減り、効率もアップします。そこで、引き出し収納の扉裏にもホーローパネルを設置し、計量スプーンなどが収納できるマグネット式のマルチラックをご用意しました」

●水切りカゴ

市販品ではジャストサイズを見つけるのが難しい水切りカゴ。「今回、シンクのサイズにピッタリあった深型の水切りカゴをご用意しています。シンク内にキレイに収められ、キッチンカウンターの見た目もスッキリします」

●かくせるホーローボックス

シンク下の大きな引き出しの扉裏にホーローボックスを設置。「包丁やまな板、ラップなどを立てて収納できます。引き出しの手前側に収納スペースがあることで、引き出しを少し開けるだけでスムーズに取り出すことができます」

●ホーロー底板

コンロ下の引き出しならではの工夫も。「お鍋やフライパンのほか、油も一緒に収納できると便利です。そこで、引き出しの底板にホーローを用い、万一油がこぼれてもさっと拭ける仕様に。また、可動式の間仕切りバーを設けることで、お鍋のフタを立てかけて収納できるようにしました」

※掲載写真はメーカー参考写真(画像提供:タカラスタンダード株式会社)もしくはイメージ画像です。実際の仕様と異なる場合があります。また、掲載している設備・仕様は物件・プランによって異なります。


アンケートを参考に見直したポイント

これまで標準採用していた食洗機。ご入居者さまのアンケートの中で、「食洗機は使わないからその分収納スペースにしたい」「セレクトできるといい」といったお声があり、新たなキッチンの仕様は、食洗機の有無を選べるように変更※。「引き出し扉裏にご用意したマルチラックも、お使いにならない方も想定してマグネット式で取り出し可能にしています。できるだけお客さま一人ひとりのニーズにあったキッチンとするために、お客さま自身が選択できることも大事なことですね」

※各物件ごとにセレクト期限あり。