2025.12.19 公開
Kitchen favorite items
WITH LAURELにこれまで登場いただいた方々に、キッチンで愛用している調理器具や器、家電などのアイテムを教えてもらいました。
<教えていただいたのは>

文筆家。日本文藝家協会会員。旅や散歩、お菓子、地元パン、手みやげ、クラシックホテルや建築、雑貨などをテーマにした本を40冊以上も出版し、雑誌やwebメディアなどでも執筆。食・店・風景・人、その土地ならではの魅力を再発見するのも得意としている。

子どもの頃から朝食はパン食なので、トースターは欠かせません。一時期は、焼き網で焼いていたのですが、数年前にBALMUDAのトースターをお迎えしてからは、パンやその日の気分で双方を使い分けています。BALMUDAのトースターは、表面はかりかり、中身はしっとりとトーストを仕上げてくれるのに感動します。特に、チーズトーストモードが大のお気に入り。家にいながら、カフェのようなチーズトーストが作れてしまうのです。毎朝を贅沢に感じることができる、お気に入りのキッチン家電です。

猫が好きなので、自然と猫の雑貨も集めているのですが、ドイツ製・ヘリオスの魔法瓶ポットは一目惚れ。白と黒、2色ある中、黒を選びました。なんともいえない表情の猫に親しみを覚えます。45°C〜60°C以上で、10〜24時間保温ができます。籐の魔法瓶は昔実家にあったものと同じものをリサイクルショップで見つけて「懐かしい!」と購入。私はお茶が好きで一日中お茶を飲むので、朝お茶を淹れて、どちらかのポットで保温しながら味わっています。ピクニック(お花見)などにも持っていけるので便利です。

「好き」を見つけて楽しむ達人で文筆家の甲斐みのりさんにインタビュー。前編では、好きなことの見つけ方や自分らしく生きるヒントをご紹介。後編では、好きな物を大事にしながらストレスなく暮らせる住環境づくりについてお聞きしました。

スウェーデン在住。運営するYouTubeチャンネル「猫と北欧暮らし tanuko」は、チャンネル登録者数が約20万人という人気ぶり。現地での暮らしをはじめ、食やフィーカ、素敵なショップに雑貨、美しい自然などを紹介。

北欧らしいシンプルで美しいデザインが素敵なキャサリンホルムのホーロー鍋。熱をじんわり伝えてくれるので、煮込み料理も優しい味に仕上がります。長年大切に使われ続け、私の手元にやって来たこの鍋は出しっぱなしにしていても絵になる佇まい。これから先も、ずっと大切に使っていきたいと思えるお気に入りの相棒です。

何か言いたげな、愛嬌のある表情がたまらなく可愛い黒猫のタイマー。たまに鳴らないこともあるけど、「まぁ、そういう日もあるよね」と思わせてくれる不思議な魅力があります。デジタル全盛期の時代に、あえてカチカチと手で回すアナログ感が愛おしくて、気づけば台所の片隅で見守ってくれている“台所の守り神”のような存在になっています。

tanukoさんのライフスタイルを2回に分けてご紹介。前編は、スウェーデンと日本との違い、スウェーデンの人々のことなどを、後編ではスウェーデンでの暮らしぶりを教えていただきました。

多肉植物専門ブランド「solxsol(ソルバイソル)」クリエイティブディレクター。フラワーアレンジの経験を経て、多肉植物の世界へ。2004年にsolxsolを設立し、可愛い多肉植物やスタイリッシュな鉢などを取り扱う。シンプルで素敵な住まいやそのライフスタイルも注目されている。

イギリスジャーは、1870年〜1920年代のイギリスの陶器。アンティーク品ならではの、どこか懐かしさもある雰囲気です。もともとジャムの保存容器だったのをカトラリー入れとして使用。様々な種類があり、コレクション心をくすぐるアイテムです。ケメックスのコーヒーメーカーは、15年くらい前に一目惚れして購入したヴィンテージ品。毎朝コーヒーをドリップするときに使っています。実験器具のようなフォルムゆえ、ドリップはまさに美味しく淹れられるか実験しているかのようで、ワクワクさせてくれます。握りやすく使いやすいフォルムも秀逸です。

白で統一したアンティークのお皿。サイズ、形、厚み、エッジの立ちあがりなどデザインも様々。用途によって使い分け。お気に入りのアンティーク屋さんでウンチクを伺いながら、吟味してコツコツ収集してきました。フランスへ直接出向いて探しまわり、我が子のように抱きかかえて持ち帰ったお皿も多数。どんな料理も美味しくみせる魔法のような一品です。20年以上愛用していますが、まったく飽きません。

マンションでも育てやすいコンパクトなサイズの多肉植物。愛らしい姿のものから花のように美しいものまで実に多彩な種類があります。前編では多肉植物の魅力や器とのスタイリングを中心に、後編では多肉植物とアンティークが織りなす、松山さん宅の素敵な住空間をご紹介。

おにぎり作家としてSNSで活躍。自身のお昼ごはんとして作りはじめた“毎日おにぎり”をInstagramで投稿。料理が苦手でも時短で作れる、愛情と遊びごころが詰まったおにぎりレシピが評判に。レシピやコラムなどの執筆活動も行っている。

おにぎり作りの際、ごはんと具材を混ぜるのに使用している「しゃもじ」です。コンパクトなサイズ感による操作性のよさが魅力。縦に切るようにして混ぜると、食材を潰してしまうことなく、だけどしっかりとごはん全体に具を馴染ませることができます。シンプルなデザインも惹かれるポイントで、飽きることなく使い続けてもう数年選手。おにぎりは“作る工程”から楽しみたい私にとって、欠かせないアイテムです。

夏は冷たい飲み物、冬は温かい飲み物を長時間楽しめる「ティーポット」。在宅ワークの始業前に満タンにセットして、作業中の水分補給に活用しています。寒い時期は、ホットのほうじ茶やハーブティが定番メニュー。700mlの容量がちょうどよく、片手で注げるところや、お手入れしやすいところも気に入っています。もちろんおにぎりを食べる際のお供にも。忙しなく過ぎる日も、ゆっくり過ごす日も、毎日そばにいてくれる相棒的存在です。

手軽でいてバリエーションも豊富に作れる「おにぎり」に注目。おにぎり作家としてレシピ本も出版するゆこさんに、行楽シーズンにぴったりなレシピや、手軽さをアップさせる作り方のコツなどを教えてもらいました。

フランス地方都市リヨン在住のデジタルクリエイター。フランス人の夫、3人の子どもと5人暮らし。「フランスでやめたこと」をテーマにInstagramやVoicyなどSNSで等身大のフランス生活を発信中。

BODUM(ボダム)のコーヒーメーカー「CHAMBORD(シャンボール)」は、シンプルで美しいデザインに魅了される商品です。個人的には、食洗機で洗える手軽さと耐久性も愛用する理由のひとつ。フランスに移住してから出会ったフレンチプレスの淹れ方は、香り、音、温度すべてが五感で味わえる時間。お湯を注ぎ、ゆっくりフィルターを下げる瞬間に、日常が少し豊かに整う感覚があります。同じデザインでティーポットもあり、こちらもおすすめです!

OPINEL(オピネル)のナイフは、1890年にフランスのサヴォワ地方で誕生。頑丈で機能的でシンプルといった3拍子が揃っていて、芸術家パブロ・ピカソも愛用していたそう。カラフルなハンドルはキッチンを明るくし、木製もつかみ心地が良いので気に入っているポイントです。日常に使うものこそこだわりを持ち、丁寧に選びたいと思わせるアイテムなのです。フランス人の夫は折りたたみ式も愛用。ハイキングやピクニックに大活躍です。

浪費を改め、完璧主義から無理をしない暮らしへ。「フランスでやめたこと」をテーマに発信するロッコさんの言葉や取り組みには、暮らしを身軽にするヒントがたくさん詰まっています。「やめる」「手放す」に至った経緯や現在の暮らしぶりをご紹介。

植物療法士。∴chimugusui Inc. 代表。自身の不調改善のために自然療法を取り入れ、20年以上にわたって実践。不調が改善し、心身が調和していく体験から本格的に植物療法を学び、講師として活動。ハーバルブランド「∴chimugusui(チムグスイ)」を主宰し、植物療法の魅力を広く発信。

広島で古道具や雑貨などを扱う「bol.」のオリジナルカッティングボード。かなり厚くてガッチリとした安定感があり、木も硬いので遠慮なく使え、日常使いにぴったりです。オイル塗装で色が濃く、少しのシミなども気にせず使えるのがうれしいポイント。パンや焼き菓子、フルーツなど、そのまま乗せて食卓へも出せる優れものです。

福岡県で作陶されている水谷ちえみさんの小さめの土鍋。コロンとしたフォルムの絶妙なデザイン、マットな質感に加え、温かみのあるアイボリーが素朴さと洗練を兼ね備えていて、その姿に一目惚れして購入しました。子どもが独立した後、1〜2人用の味噌汁や寄せ鍋、スープやシチュー作りに大活躍。ご飯を炊いたり、煮物にも使えて、とっても機能的です。

ハーブや精油(エッセンシャルオイル)などを使った自然療法で心と身体を整えるセルフケア。無理をせず、心地よさを積み重ね、自分らしく続けられる。そんなセルフケアのあり方やハーブや精油を使った実践的なケアを2回に分けてご紹介。

ライター・エッセイスト。夫と共にノルウェーに移住して約1年半を過ごしたのちに松本市へ。現在は、築40年以上の中古物件を自分たちでリフォームしながら暮らし、北欧のライフスタイルや家族と心地よく暮らすためのヒントを雑誌、Webメディアなどを通じて発信。

タジン鍋のような、ちょっと変わった形のご飯釜。火をかけてしばらくしたら、ホイッスルが鳴り、火を止めるタイミングをお知らせしてくれます。このホイッスルのおかげで、コンロの前で見張りをしなくてよく、上手に炊けるので助かっています。フタがガラスでできているので、中でお米が炊けていく様子が見えるのもいいところ。気軽で、なによりも美味しく炊けるところが気に入っています。

北欧の家庭やオフィスで使われているのをたびたび見かけていたバキュームジャグ。デンマークでは一家に一台必ずあるという話も聞いたことがあります。魔法瓶のように保温性があり、あちらではコーヒーを入れてよく使っているようです。デザインも素敵でいいなぁと思っていたら、松本の古道具市で見つけて、我が家にも迎えることにしました。寒い時期はたっぷりお茶を沸かして、このポットに入れて使っています。飲みたい時にささっと熱々が飲めるので、重宝しています。

エッセイストで子育て奮闘中の桒原さんとスウェーデン人の夫オリバー・ルンドクイストさんにインタビュー。ノルウェーでの生活などでヒントを得て、実践されている北欧流の住まいづくりやライフスタイルを2回にわたってご紹介しています。
WITH LAURELにもこれまで登場いただいた専門家や人気インスタグラマー・ブロガーさんに、「これだけはずっと使いたい」といったキッチンの愛用品やステイホームの過ごし方などを教えてもらいました。